本年3月吉川武彦先生がご逝去されました。ご冥福をお祈りいたします。

★生前このHPのために吉川武彦先生がコラムを担当してくださいました。

 私たちの「こころ」とは?をわかりやすくレクチャーされています。

 シリーズ全20回を順次掲載中! 

★第1~5回のテーマ

第1回 「こころの栄養”学”」を始めるに当たって

     語り部の簡単な自己紹介、何を語ろうとしているのか

第2回 誰も「こころ」を見たことがない

    「こころ」ってどこにあるの、確かに脳にありますが・・・

第3回 その脳の働きを見た人はいない

    脳科学者も実はまだ手探り状態

第4回 「こころ」を絵にしてみる

    自分の「こころ」を絵に描いてみる

第5回 「こころ」は三角錐

    まっすぐな「こころ」・すぐ倒れそうな「こころ」

吉川武彦先生<プロフィール>

 

精神病患者の社会復帰、老人や障がい者の社会参加をテーマに追求。千葉大学医学部卒業後、同大学院に進み、医学研究科神経精神医学専攻修了。

現在、国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所名誉所長、清泉女学院大学・清泉女学院短期大学学長等を務めている。自殺の研究者としても知られる。

 

■職歴・経歴

1975年琉球大学教授となる。85年東京都立中部総合精神保健福祉センター部長、88年国立精神神経センター精神保健研究所部長、95年同センター武蔵病院リハビリテーション部長、97年国立精神・神経センタ-精神保健研究所所長を経て、2001年同研究所名誉所長、2011年3月まで中部学院大学大学院教授。厚生省公衆衛生審議会委員(精神保健福祉部会)、法務省矯正保護審議会委員(矯正保護科学部会)、厚生省保健医療局健康日本21企画検討委員を歴任。

現在、国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所名誉所長、中部学院大学 名誉教授、社会福祉法人江古田明和会 理事長(精神障害者の地域生活支援施設5つを運営)、東京国際音楽療法専門学院 学院長・サポート校 校長、財団法人原子力安全研究協会研究参与、厚生労働省脳死臓器移植検証会議構成員(委員)、人事院心の健康づくり指導委員会 委員、職場復帰相談室 相談員等。

■著書
『音楽療法』(笠嶋道子氏と共著/クオリティケア)
『こころが若返る脳トレ』(小貫榮一氏と共著/騒人社)
『“居心地のよい心”をつくる本』(大和書房)
『「高齢化社会』(ユリシス)
『いま、こころの育ちが危ない』(毎日新聞社)
『管理職のためのこころの健康法』(ぎょうせい)
『人はなぜ心を病むのか』(太陽企画出版)
『「引きこもり」を考える』(NHKブックス)
『徹底図解・うつ病』(法研)
『こんな管理職はいらない』(関西看護出版) 等