NASAが選んだ腰痛治療・・・

宇宙飛行士の職業病は腰痛です。腰に負担が掛からないはずの無重力の中で、なぜ腰痛になるのかは、さまざまな学説がありますが、その治療法だけは明確になっています。世界最高水準の知が集結するNASAが選んだ腰痛治療法は、牽引を行うことではなく、運動療法を行うことでした。

急性腰痛の患者さんが家族などに支えられて来院されます。同時に疼痛回避のための疼痛性側弯を呈しています。これは椎間板への荷重による症状誘発が根本原因です。よって上半身の体重を除去し椎間板内圧を減圧させれば、急性腰痛はその瞬間に緩和させることができるのです。そしてその状態で運動療法を行うことができれば腰痛は治療できる病気になります。この最新の療法はFMT浮腰式腰痛治療法と呼ばれています。

牽引では無く、椎間板が受ける内圧を除去します!

上半身の重みは体重の約60%。プロテックは、腰椎椎間板に加わるこの60%の重量を除去した状態で運動療法を行います。椎間板への圧力を除去すると同時に腰部筋群の緊張を取り除き、その状態で腰椎可動性を高め椎間関節の緩和操作やヘルニア突出の状態を緩和していきます。

椎間板ヘルニア・分離症・慢性腰痛・変形性脊椎症etcに効果

急性腰痛・椎間板ヘルニアはもちろん腰椎分離症による腰痛には椎間板疲労が併発します。椎間板のレベルによっては神経症状を呈します。この状況でプロテックは、椎間板内圧の除去を可能とし腰椎椎間板の回復に効果を発揮します。特にスポーツ選手の分離症では、特に顕著な結果を出しています。

陸上選手を筆頭にサッカー・バスケなど球技選手の椎間板疲労に結果を出しています。ハードル選手の股関節疲労においては、椎間板内圧を緩めた状態で股関節可動拡大運動が行えるため可動域拡大・臀部筋群の緩和が可能となります。当院での国体・インターハイレベルの選手たちに支持されている機器です。また高齢者にも適応でき変形性の脊椎症での緩和操作や脊柱管狭窄でも当院では使用しています。